鳥取県の食材や食文化に遊び心を加えた薪火料理が存分に楽しめる!細い路地にある知る人ぞ知る隠れ家レストラン!
2019年12月、新福島にオープン。
「焼鳥コクレ」・「N山総本家 N山大介」など人気店がある通りから、細い路地裏に曲がった「赫色 かくいろ」のお隣にある。
ジビエをはじめ、こだわりの様々な食材を自家製窯の薪で焼くスタイルのイタリアンです。
「原始的焼き料理」がコンセプト。
シェフ出身の鳥取の地元食材を中心に、奥さまの地元である大阪・能勢町の食材も取り入れているんだそう。
そんな鳥取県の食材や食文化をフュージョンさせた薪火料理を思う存分味わえる。
今回はクリスマス特別ディナーコース(20000円)を予約して入店。
温かみのあるメニュー。こういうのは嬉しいよね。
今年2023年はうさぎ年で来年はたつ年なので、うさぎで始まりたつで終わるコースとなっている。
こういう遊び心楽しいよね。(あと、ONE PIECE(ワンピース)の仕掛けも)
飲み物は料理に合わせたペアリングや泡・赤・白は2種類ずつ用意されていてどんなワインか説明されていてわかりやすい。
1階はカウンターのみ。
そしてこのお店の最大の特徴である自家製窯の薪火。
換気もしっかりされているようで焚火の煙は意外と全然服に付かないので安心。
どうしても気になる方は2階のテーブル席を予約してください〜
牛皮などで包まれたフィンガーフード。
どれが食べられるのかという遊び心(シェフはそんなこと考えてないかもやけど笑)。
カキフライ一つとっても、ソースや添え物にもこだわっている。
発想力・想像力は俺にはないから本当に感心する。
~炎戒一海~本鮪・紅ズワイ蟹・柿
蟹のせんべいをどけると、
マグロ・ずわいかに・アボカド・柿などが。
崩しながら食べる。ソースがいろんな食材をまとめている。
優しい味付けが美味しい。
~火柱一獸~猪・フォワグラ・林檎
猪のハンバーグ・揚げたフォアグラ・三杯酢をつけたリンゴなどが積み重なっている。
猪って最近ちょくちょく食べるけど、あまりクセなくて旨味が強くて美味しいよなあ。ラムより好き。
~鏡火炎-包~鮑・帆立・氷温舞茸
ラベオリというパスタが使用されている。
とても大きい鮑がこれでもかと入っている。舞茸もいいアクセント。
鮑の肝ソースに絡めて食べる。美味しいね〜
薪火で焼き上げたパン
柔らかくてふわっふわで薪火の香りを感じれてめっちゃ美味しい。。。
~神火不知火一米~鳥取米・オマール海老・ねばりっこ
薪火で焼いたおにぎりにオマール海老・山芋と長芋の間のような鳥取県のねばりっこを使用している。
~炎帝-牛~オレイン 55・藤原味噌・蕪
お肉は鳥取県産のオレイン55を使用。
オレイン55のオレインはオレイン酸は牛肉の口溶けの良さに関係していると言われていて、オレイン酸を55%以上含むブランド肉なんだそう。
とても柔らかくジュワっと広がる和牛本来の旨味を味わえる。
~炎上網-麦~大山小麦・飛魚・白カビチーズ
〆料理はラーメンという、一つのジャンルにはとらわれていない料理を出してくれるのでわくわくする。
~陽炎一冷~白バラ牛乳
食後ということで濃厚ながらシャーベット状になっていてあっさり頂ける。
ピンクの粒々は鳥取砂丘の砂丘をイメージ。
~Merry Christmas & Happy New Year~ 辰
そして最後は来年のたつどしにちなんで、
ドラゴンボールの一星球(イーシンチュウ)。
クリームチーズのジェラートのような舌触りのよいデザート。
最後は自家焙煎したコーヒーでフィニッシュ。
食材にこだわるだけれはなく、鳥取県の地元愛・遊び心を楽しめる薪火料理に大満足。
これは是非行って頂きたい!ご馳走様でした〜
・評価
☆☆★★★:近くを通ったらまた行きたい